白ワイン

▪️ワイン名 / シャルドネ ローリック シエラフットヒルズ
▪️国 / アメリカ カリフォルニア シエラフットヒルズ
▪️生産者 / クルーズ ワイン カンパニー
▪️ヴィンテージ / 2019
▪️ぶどう品種 / シャルドネ100%
▪️アルコール度数 / 12.5%


〜 カリフォルニアらしい豊かな果実味と、古樹・古樽による複雑さが一体となった1本 〜


＜生産者・生産方法について＞
現地三ツ星レストランでも仕入れが困難なほど話題沸騰中のマイケルクルーズは、ニューカリフォルニアワインの生産者として知られています。

ニューカリフォルニアの定義はいくつかあります。
・濃厚な風味のワインではなく、低アルコールでエレガント。それでいて長期熟成可能なワイン。
・国際品種のみならず、多様なブドウ品種の可能性へのチャレンジ。 Etc…

こちらのワインは、シエラネバタ山脈の麓であるシエラフットヒルズのぶどうを使っています。非常に標高の高いところに畑があり、なおかつ岩のようなゴロゴロした土壌。厳しい環境下でぶどうの根はどんどん地中深くに伸びていき、様々な層のミネラル分をぶどうに伝えます。この畑の樹齢は44年と古樹なので1本の樹に生る房の数が少なく、複雑で上品なワインをつくることができます。
また、この地域は昼間は太陽さんさん、夜間は凍えるような寒さなので、凝縮あるぶどうが育ちます。

本来のカリフォルニアスタイルだと、ここから新樽で熟成させてパワフルなワインに仕上げることが多いですが、さすがはマイケルクルーズ！樽が効きすぎないようあくまでエッセンス程度に古樽で熟成させています。カリフォルニアらしい果実味もありながら、飲み飽きしない複雑さや上品さを感じます。

＜テイスティングコメント＞
トロっとしたパイナップルや洋ナシの果実味に加えて、オレンジの花とアプリコットのアロマがあります。古樹によるミネラル感や古樽による複雑味が、ワインに特別な個性を与えてくれています。