赤　ペットナット（微発泡）

▪️ワイン名 / ウィヴォ ペットナット レネガード
▪️国 / ポルトガル ドウロ
▪️生産者 / フォリアス テ バコ
▪️ヴィンテージ / 2021
▪️ぶどう品種 / ティンタ ロリス、ティンタ バロッカ、ゴウヴェイォ、マルヴァジア、モスカテルなど 25 品種以上（白、黒ぶどう半々）
▪️アルコール度数 / 10.5%


〜 白ぶどうと黒ぶどう半々の25品種ブレンド！小粒のベリーやザクロの香り、果実味たっぷりのジューシーさと酸味、ミネラル、泡立ちが絶妙なバランス！ 〜


＜生産者・生産方法について＞
祖父の畑作業を幼い頃から見ていた当主ティアゴは、当時からぶどうの栽培やワイン造りをしたいと強く思いながら育ちました。普通の高校に行く傍ら農業専門校を並行履修、大学でも栽培や醸造、農業エンジニアの勉強をし、その後アメリカ・オレゴンにて５年間、栽培・醸造経験を積み博士号を獲得。将来を見据えて着実にノウハウを身に着けていきました。満を持して2007年にポルトガル・ドウロへ帰り、祖父母が大切に守ってきた畑を受け継ぎます。

彼の畑はドウロのサブ・ゾーン、シマ・コルゴの最高標高（550m～700m）で、ドウロなのにポートワイン造りが認められていないほど冷涼な区画に位置しています。土壌の表土は浅いシスト土壌で、一部には石がごろごろした畑や花崗岩質土壌もあり、ドウロの中でも最も痩せた土壌です。これがぶどうを凝縮させるのです。

彼の醸造において人為的介入は最低限。グラップ・アンティエール（ぶどうを除梗・破砕せずに房のままプレス機に入れ、長時間かけ優しく搾ること）を導入し、ラガールと呼ばれるドウロ地方の伝統的な桶で軽く踏んだり、ほとんど破砕せずに醸造しています。野生酵母のみを使い、赤ワインはドウロの伝統の混植混醸。単一畑になんと25品種以上が植えられています！

ワイナリー名の『フォリアス・デ・バコ』とは、酒の神である『バッカス神の楽しい宴』という意味です。
地元の人からは高品質ワインは造れないと思われてきたこの環境でこそ、自然をリスペクトする栽培方法で、自分の造りたいフレッシュで土地のミネラルを感じられるワインが造れると確信し、日々上質なワインを生み出しています。在学中や経験の中で培った現代醸造技術の知識も駆使しながら、ドウロの伝統を大事にしている生産者です。

こちらのペットナットはティンタ ロリス、ティンタ バロッカ、ゴウヴェイォ、マルヴァジア、モスカテルなど 25 品種以上を混醸。プレス機による過度な力を避けるため足で軽く踏み、3日間マセラシオン。SO2無添加にてボトリングしリリースされます。

＜テイスティングコメント＞
透明感のあるルビーの外観。繊細ながらも持続性のある泡立ち。小粒のベリーやザクロの香りで、口に含むと果実味たっぷりジューシーさを感じます。じわっと広がる酸、ミネラル、泡立ちが絶妙なバランスです。

混植だからこそ、品種それぞれの良さが引き出され緻密に絡み合っています。外観は赤みがかっていますが、白ぶどうと黒ぶどう半々ということで、どちらの良さも味わえる1本です！そのため合わせられるお料理の幅も広がります！


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