白ワイン

2021 der Graf / Philip Lardot

▪️ワイン名 / デァ グラーフ
▪️国 / ドイツ モーゼル
▪️生産者 / フィリップ ラルド
▪️ヴィンテージ / 2021
▪️ぶどう品種 / リースリング
▪️アルコール度数 / 11.5%


〜 将来のモーゼルを背負って立つ、若手生産者のホープ！酸やミネラルにより緊張感のあるモーゼルのリースリングをナチュラル寄りのテクスチャーで表現！フィリップラルドの魅力が詰まった1本！ 〜


＜生産者・生産方法について＞
生産者のフィリップ ラルド氏はフィンランド生まれオランダ アムステルダム育ち、高校卒業後はオランダのワイン商で働きます。後にドイツ モーゼルでぶどう収穫を経験し、世界1急勾配の斜面の畑や古木のリースリングなどモーゼル特有のワイン造りに魅了され、モーゼル川のほとりの古い村「プンデリッヒ」に引越します。そこで彼の人生を左右させる風変わりな造り手「ウルリッヒ・シュタイン」と出会います。それから彼の畑やセラーで修行をし、2017年に念願の自身のブランド「フィリップ ラルド」を初リリース。すぐにフィリップの名は広まり、その実力は”モーゼルの真の可能性を見出している造り手の1人”と言われる程。シュタインの畑とワイナリーを手伝いながら自身のワインをリリースしていましたが、2022年の収穫後に完全に独立。
モーゼルの斜面を丹念に整備し、ミネラリーで官能的なテロワールからゴージャスでサテンのようなテクスチャーのワインを生み出しています。将来性を期待される若手生産者の1人です。

こちらの白ワインは、ピースポルト グラーフェンベルク地区とファルケンベルク地区にある樹齢30年のリースリングを使用。手摘みで収穫、選果後、95%のぶどうは除梗破砕して一晩スキンコンタクト。5%のぶどうは除梗破砕し、2週間スキンファーメント。その後プレスして古樽で14カ月間熟成、ステンレスタンクで5カ月間熟成。ノンフィルターでボトリングしリリースされます。ワイン名のデァ グラーフとは「伯爵」という意味です。


＜テイスティングコメント＞
クリアなレモンイエローの外観。レモンコンポート、ミモザ、鉱物の香り。口に含むと冷涼ながら熟した果実の風味があり、三温糖のような自然な甘やかさがコクをだし、全体を引き上げるなめらかな酸味は溶け込んで全体の抑揚を引き出しています。複雑味があり、余韻には甘やかな香りが長く続きます。 
酸やミネラルにより緊張感のあるモーゼルのリースリングを、ナチュラル寄りのテクスチャーで表現してくれるのがフィリップラルド。この銘柄はまさに彼の魅力が詰まった1本です。

ペアリングとしては、レモンやピンクペッパーを使用した白身魚のカルパッチョ、ドイツにちなんでザワークラウトも相性がいいでしょう！


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