赤ワイン

2022 Carignan Evangelho Contra Costa / Cruse Wine Co.

▪️ワイン名 / カリニャン エヴァンジェーリョ コントラ コスタ
▪️国 / アメリカ カリフォルニア
▪️生産者 / クルーズ ワインカンパニー
▪️ヴィンテージ / 2022
▪️ぶどう品種 / カリニャン
▪️アルコール度数 / 12%


〜 カリニャンのイメージをいい意味で覆す1本！イチゴ、ラズベリーパイ、クランベリーソース、ぶどうの花を連想させるスパイシーな香り。ジューシーな果実感と優しいタンニン、酸味、軽やかな余韻が素晴らしい一本！ 〜


＜生産者・生産方法について＞
現在世界中から注目を浴びているワイナリーの1つであるクルーズワインカンパニーのオーナー兼醸造家であるマイケル クルーズ氏は、UC Berkley 校で生化学を専攻し、卒業後は科学的な観点から醸造を学びます。フォーマルなワイン醸造の教育は一切受けておらず、現場での経験をもとに手探りでワイン科学を修得していきました。その後2013 年に『クルーズワインカンパニー』と、最も入手困難なカリフォルニアスパークリングワインと称されるブランド『ウルトラマリン』を設立。設立からわずか3年後にサンフランシスコ・クロニクル紙にて “Winemaker of the Year” に選ばれ、カリフォルニアワイン業界における異端児として脚光を浴びます。

マイケルクルーズが手がけるワインはアメリカ現地の星付きレストランでさえも年間の割当が数本のみで、数多くのソムリエやワインバイヤー達が喉から手が出るほど欲しがる、大人気のワインばかりです。多様性の時代に入ったカリフォルニアワインを象徴するかのように、従来のカリフォルニアのスタイルやぶどう品種に囚われず、複雑で上品、かつ個性あるワインを生み出しています。

こちらの赤ワインは、コントラ・コスタ・カウンティのカリフォルニア・デルタ（三角州）付近にある砂質の土壌の畑で育つカリニャンを採用。1885年に植樹された有機畑で、ベッドロック・ヴィンヤードのチームが栽培をしています。この高樹齢のぶどうには、とても凝縮された実がなります。

選別されたぶどうを全房のままコンクリートタンクに入れ、足踏みで破砕を行い、数日間後に自然に発酵が始まります。果皮や梗と共に20日間程かけて発酵。その後プレスをし、フリーランジュースとプレスワインをブレンドします。


＜テイスティングコメント＞
輝きのある淡いルビー色。イチゴ、ラズベリーパイ、クランベリーソース、ぶどうの花を連想させるスパイシーな香り。ジューシーな果実感と優しいタンニンがあり、酸がとても豊かで、軽やかな余韻です。

カリニャンといえば、南仏の濃厚な果実味の赤ワインを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。こちらのカリニャンはそのイメージとは真逆なチャーミングなスタイルです。

ニューカリフォルニアワインの第一人者のひとりであるマイケルクルーズ氏のマジックにより、いい意味で裏切られます！和食～酸味のきいたソースを使用したお料理と合わせると良いでしょう。
「ニューカリフォルニアワインってずばりどんな味？」と言われたら、これです！と答えたくなるような1本です！

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