赤ワイン

2023 Cabernet Sauvignon / Fableist

▪️ワイン名 / カベルネソーヴィニヨン
▪️国 / アメリカ カリフォルニア パソロブレス
▪️生産者 / ファブリスト
▪️ヴィンテージ / 2023
▪️ぶどう品種 / カベルネソーヴィニョン90%、グラシアーノ5%、プティシラー3%、プティヴェルド2%
▪️アルコール度数 / 14.1%


〜 生き生きとしたカシス、シダー、バニラの香り。余韻にはミントやユーカリの爽やかな心地よさ、しっかりとしたタンニンが長く続く、上品なカリフォルニアのカベルネ！ 〜


＜生産者について＞
ローヌ系品種を専門とするサンリージュ／グラウンドワークのワインメーカー「カート・シャクリン氏」とフィールドレコーディングスの「アンドリュー・ジョーンズ氏」が共同でプロデュースするブランド『ファブリスト』。
好奇心旺盛なジョーンズ氏はセントラルコーストのすべての畑に足を踏み入れるまで畑の栽培計画と植樹の研究に明け暮れていました。ある日彼は、まるでアート作品を完成させるようにワイン造りに取り組む、才能溢れる醸造家カート・シャクリン氏と出会い、すぐに意気投合。同じ価値観を共有する2人はこのコラボレーションが必ず成功すると確信しました。彼らは共に畑やぶどう樹の声に耳を傾け、一房一房感謝の気持ちを込めて収穫し、真摯にワイン造りに取り組んでいます。

ぶどうはパソロブレスを中心に、彼らが熟知しているセントラルコーストの農園のものを使用しています。多くはヴィーガンで製造され、SO2も最低限しか添加していません。

それぞれのボトルのエチケットはイソップ物語からインスピレーションを得てデザインされています。これらは今から2500年以上前の紀元前6世紀ごろ、古代ギリシアの奴隷であったイソップ（アイソーポス）という人物が人々に語ったとされる寓話です。寓話にはそれぞれ教訓があるように、彼らはすべてのワインには語るべき物語や伝えるべき教訓があり、それは時にインスピレーションを与えたり大切な人との絆を深めたり、心を温かくしてくれるような奥深い力があると信じています。

こちらの赤ワインはカベルネソーヴィニヨンをメインに4品種をブレンドしたキュヴェです。パソロブレスを中心に西側に位置する畑のぶどうを使用。アメリカンオーク樽（新樽比率12%）にて熟成されリリースされます。
「2023年はワイナリー設立以来最も理想的なヴィンテージとなった可能性がある。それぞれの畑でぶどうの真髄であるフレッシュさを失うことなしに、造りたいワインのスタイルを決定することができた」と、生産者は語ります。

ラベルはイソップ寓話の「アリとキリギリス」から。日本ではアリとキリギリスとして知られていますが、原作では「セミとアリ」だそうです。この寓話はギリシャからフランスへ、そしてイギリスへ渡り、イギリスにセミがいないため物語として不都合だったことからセミがキリギリスへと変わりました。そして日本へは、このイギリスver.が伝わりました。

著名なワイン評論家、ジェームス・サックリング氏の点数で93点を獲得しています！


＜テイスティングコメント＞
濃いルビー色の外観。生き生きとしたカシス、シダー、バニラの香り。口に含むと典型的なカベルネのカシスやブラックベリーの豊かな果実味を感じます。余韻にはミントやユーカリの爽やかな心地よさ、しっかりとしたタンニンが長く続きます。優しく包み込まれるような、上品なカリフォルニアのカベルネです！


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