赤ワイン

2023 Super Gnario #2 Red / Field Recordings

▪️ワイン名 / スーパーナリオ #2 レッド
▪️国 / アメリカ カリフォルニア パソロブレス
▪️生産者 / フィールド レコーディングス
▪️ヴィンテージ / 2023
▪️ぶどう品種 / コルヴィナ78%、ロンディネッラ22%
▪️アルコール度数 / 13.9%


〜 イタリア原産の２品種を使った、飲み応えたっぷりの赤ワイン！クランベリー、オレンジの皮、微かな白胡椒やビタースィートのチョコレートの香り。しっかりめのメインディッシュと相性◎ 〜


＜生産者について＞
オーナーであるアンドリュー・ジョーンズ氏が『自らの足で歩き、出会った畑や人々をワインという形で残した記録』というコンセプトのワイナリー、フィールド レコーディングス。
ジョーンズ氏はアメリカンフットボールで奨学金を受けて大学に進学し、農業経営学を専攻。そこでぶどう栽培に出会います。ソノマコーストのガロでインターンとして勤め、本人曰く“すっかりワインにハマった！”そう。その後ぶどうの苗木栽培所でアルバイトをしながら大学を卒業し、卒業後もそこで働き続けました。

ジョーンズ氏は仕事でカリフォルニア中（特にセントラルコーストやサンホワキン ヴァレー）の生産者を訪問する中で、畑やぶどうの品質を見極める目を養い、ワイン造りをする技術を身に着けていきました。生産者達からジョーンズ氏自身のワインができるほどのぶどうを分けてもらうようになり、地域や畑の知名度にとらわれず、ぶどうの品質にこだわった高品質なワインを造り始めます。彼の目にかなったぶどうのみで造られるワイン達は、個々の個性を持ち、品種や生産地が異なっていても一定の品質基準を保ちます。

「すべての畑、すべてのワインにはそれぞれのストーリーがあります。フィールド・レコーディングスは単一畑のぶどうを使用しており、その土地やテロワールをワインとして記録したものです。」と語っています。

こちらの赤ワインは、セントラルコースト沿いに植えられたイタリア・ヴェネト州原産の2品種（コルヴィナ、ロンディネッラ）を使用しています。それらは栽培が厄介で、品質の安定には多くの手作業が必要です。収穫の3週間ほど前にぶどうの枝を切るという昔ながらのレーズンの生産方法を試み、房を樹上で乾燥させ、ワインの凝縮感を高めました。
乾燥が進んだ房を収穫し、除梗。オープントップのタンクで34日間発酵。フレンチオーク樽（新樽20%）にて10か月熟成し、リリースされます。


＜テイスティングコメント＞
透明感のある、レンガがかったガーネット色の外観。クランベリー、オレンジの皮、微かな白胡椒、ビタースィートのチョコレートの香り。口に含むと中程度のボディとパラパラとしたタンニンを感じます。ぶどうをレーズンにしてから赤ワインにするため、凝縮感を感じます。スパイスのような上品でエキゾチックな余韻が魅力的な1本です。

黒トリュフや赤身肉のソース料理、トマトソース系のパスタや肉料理など、しっかりめのメインに合わせていただきたい1本です。エチケットのデザインとは裏腹に、飲みごたえのある面白い1本です。製法も変わっているため、ワインマニアの方にもオススメです。


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