赤ワイン

▪️ワイン名 / レ テット ノワール
▪️国 / フランス ロワール
▪️生産者 / ドメーヌ シャウ エ プロディージュ
▪️ヴィンテージ / 2017
▪️ぶどう品種 / コー (マルベック) 100%
▪️アルコール度数 / 12.5%


〜 熟したリンゴ、カシス、シナモンの香りと、柔らかなタンニンがバランス◎ 〜


＜生産者・生産方法について＞
オーナーのグレゴリー・ルクレールはロワールの中心地トゥールで生まれ、父は風景画家、母は会計士と、農業とはかけ離れた家庭で育ちました。
パリで長い間ワイン関係のジャーナリストとして働いた後、ワインの世界に魅せられ、ボルドーに移ってワインの商いの世界に入ります。しかし、それは長く続きませんでした。憧れのボルドーでワインの仕事をしても、お客様が選ぶワインは味よりも銘柄。日常で飲んで楽しむワインよりも、セラーに並べるための見栄えの良い高級ワインばかり。悩み抜いた結果、自分でワインを造ろう！と、故郷に近いアンボワーズの醸造学校に入学し、一から農業を勉強します。卒業後、醸造の腕を上げて「これなら続けていける」と確信し、銀行の融資を受けて2007年から本格的にワイナリーをスタートさせました。

ワイン名である『テットノワール』は黒い頭という意味で、丸くて黒い石で構成する畑の土壌より名付けられました。

＜テイスティングコメント＞
『コ―』と聞くと馴染みのないぶどう品種のようですが、『マルベック』と言うと聞いたことがある方も多いのではないでしょうか？「黒ワイン」と呼ばれた歴史もあるほど、濃い色調の果皮をもった黒ぶどうです。

こちらのワインも濃いガーネット色で、熟したリンゴ、カシス、シナモンの香り。マルベックらしいジューシーさとシルキーなタンニンが特徴的で、飲みごたえがありながらも、ナチュールらしい酵母や酸も味わえて、バランスの良い1本です。デミグラスソースなど、甘いソースを使ったお肉料理と相性抜群です。