赤ワイン

▪️ワイン名 / カベルネソーヴィニヨン アンフォラ
▪️国 / スペイン カタルーニャ
▪️生産者 / クロ デ レ ソレレス
▪️ヴィンテージ / 2018
▪️ぶどう品種 / カベルネソーヴィニヨン
▪️アルコール度数 / 13%


〜 珍しいアンフォラ×カベルネソーヴィニヨン！アンフォラ由来のエキス感とカベルネ由来の重厚な果実味が絶妙なバランス！コスパ◎の赤ワイン 〜


＜生産者・生産方法について＞
地中海に面したバルセロナ空港から北東へ50km、ペネデス地区ピエーラ村に、17世紀から代々家族で所有されてきた土地「フェレール・デ・ラ・バル」があります。現当主カルレス・モーラ・フェレールは大学で栽培醸造学を学んだ後の2000年、放置されたままの土地にぶどうを植え始めました。2008年にはカベルネソーヴィニョンで初ヴィンテージとなる赤ワインを誕生させます。

家族の伝統である畑を受け継ぎ、ビオロジック栽培でぶどうを育てて収穫。醸造は19世紀に建てられた建造物で行っており、一切添加物を使わずに自然な状態で発酵熟成を進めます。彼が目指し、実現し続けるワイン造りは「熟したぶどうそのままの風味が滲み出ており、懐かしく温かい記憶が蘇ってくるような味わい」であること。

こちらの赤ワインはペネデスのペイラ村のカベルネソーヴィニヨンを2週間醸しプレス、ステンレスタンクで発酵、アンフォラで12ヶ月熟成。二酸化硫黄無添加でリリースされます。以下、アンフォラを使用したワインの特徴です。
アンフォラは素焼きの粘土で作られているため、ステンレスタンクやコンクリートタンクと比べると気密性が低く、木樽のようにワインにわずかな酸素を供給します。ただしアンフォラは内部が蜜蝋でコーティングされているため、木樽を使用した場合と異なり、容器由来の風味をワインに与えない ということも大きな特徴です。
つまりアンフォラで造られたワインは、「木樽で造られたワインのようなまろやかで優しい味わい」「ステンレスタンクで造られたワインのようなぶどう本来のピュアな果実味」、両方の良い点を兼ね備えたワインとなります。


＜テイスティングコメント＞
黒っぽいガーネット色の外観。ブルーべリーやカシス、湿った落ち葉や土、火打石や黒胡椒の複雑な香り。口に含むとボリュームたっぷりのアタックに高めの酸味とタンニン、ジューシーな黒色果実の余韻が広がります。

オレンジワインで使用されることが多いアンフォラですが、赤ワイン（特に重めのカベルネソーヴィニヨン）に使用するのはかなり珍しいと思います。アンフォラ由来のエキス感とカベルネ由来の重厚な果実味が絶妙に溶け込んでいます。ワインマニアの方、飲みごたえのある赤ワイン好きの方にもオススメです！


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