赤ワイン

▪️ワイン名 / オールド ヴァイン ジンファンデル ナパヴァレー
▪️国 / アメリカ カリフォルニア ナパヴァレー
▪️生産者 / ジラード
▪️ヴィンテージ / 2018
▪️ぶどう品種 / ジンファンデル 94%、プティシラー4%、ムールヴェードル 1%、グルナッシュ 1%
▪️アルコール度数 / 15%


〜 ザ・ジンファンデル！古樹による濃厚な果実味と、樽熟成による複雑さが素晴らしい1本。 〜


＜生産者・生産方法について＞
当主であるパット・ロニーはシカゴの伝説的レストラン『パンプ ルーム』のソムリエからワイン業界に携わりはじめ、後に故郷カリフォルニアのワイナリーで働き、最終的にはシャトー セントジーンの社長にまで上り詰めました。また、Dean & Deluca の経営にも参加するなど、食文化に精通した彼が2000年に始めたワイナリーがこの『ジラード』です。

彼の人脈を生かし、ナパヴァレーの銘醸畑から高品質のぶどうを調達して多様性のあるナパヴァレーの本質を表現することに成功しました。カベルネソーヴィニョンはもちろん、マルベックやプティシラーの単一品種ワインや、高樹齢のジンファンデルまで、個性あふれるワインをつくっています。

また、2018年にはワイナリーで使用する95％の電力を太陽光パネルでまかない、夜間の冷気を利用したセラーのクーリングシステムを採用。気候変動による干ばつ問題が深刻になりつつある中、水の再利用や最低限の水で樽を洗浄できるマシンの導入など、あらゆるサステイナブルなプログラムを実践し、将来の世代に繋がるワイン造りを目指す生産者でもあります。

こちらのワイン名にもなっている『オールドヴァイン』は “古樹” という意味で、ナパヴァレー北部のカリストガにある古樹のジンファンデルからつくられます。古樹をつかうと木1本あたりの収穫量は減るものの、根が地中深くまで伸びているため、あらゆる地層の養分をぶどうに伝えることができます。そのぶどうを18ヶ月間 樽で寝かせることで、濃厚でありながらも上品で、複雑味を持ったワインに仕上がります。

＜テイスティングコメント＞
ブラックベリーやブラックチェリー、干したプルーンのような果実のアロマに加えて、黒胡椒のスパイシーなアロマも感じます。口に含むと滑らかなタンニンとみずみずしいブラックプラム、ドライハーブのフレーバーが広がり、上品なバニラのような 心地よいアフターも魅力です。上品かつパワフルな味わいです！