赤ワイン

▪️ワイン名 / シュペートブルグンダー
▪️国 / ドイツ バーデン
▪️生産者 / ヴァイングート シェアラー & ツィマー
▪️ヴィンテージ / 2018
▪️ぶどう品種 / ピノノワール
▪️アルコール度数 / 12.5%


〜 赤系果実とクローブのような甘いスパイスの香りから、時間が経つにつれて上品でゴージャスな香りへと変化。ドイツならではの力強さを感じるピノノワール！ 〜


＜生産者・生産方法について＞
若き2人のワインメーカーが「すべての世代が楽しめるワイン」をコンセプトとして立ち上げたワイナリー。
ドイツ バーデンの都市バートクロツィンゲンで育ったフェリクス・シェアラーと、ベルリンで育ったミヒャエル・ツィマー。2人は16歳の時にカイザーシュトゥール地区のワイナリーでワインメーカーになるための訓練中に出会い、自分たちのワインのビジョンを一緒に実現することを決意します。
その後、フェリクスはラインガウのガイゼンハイムで栽培と醸造学の学士号を取得。その間、ミハエルはニュージーランドでぶどう栽培の経験を積みます。
そして2011年、フェリクスの両親のアスパラガス農場にあった数本のぶどうの樹を土台とし、2ヘクタールのぶどう畑と豚小屋（後のセラー）を譲り受け、2人の夢がスタートします。2人は力を合わせ、若手醸造家団体「ジェネレーション・ピノ」を結成し、バーデンのピノノワールのブランドイメージや発展のために努力を続けています。

2015年にはぶどう栽培もビオティナミへ転換し、2020年には念願のdemeter認証を取得。セラーが手狭になってきたため、現在新しい醸造施設を建設中。2人の夢はさらに大きなものになろうとしています。

こちらの赤ワインは、クロツィンゲン地区のビオディナミ農法で栽培されたピノノワールを使用。手摘みで収穫し選果後、70%は除梗し破砕。残りの30%は全房で3週間マセラシオンペリキュール。その後ゆっくりとプレスし、古樽に移して、シュールリーにて24ヶ月発酵、熟成。ノンフィルターで瓶詰めしリリースされています。


＜テイスティングコメント＞
濃いルビー色の外観。摘みたてのイチゴやフランボワーズのような赤系果実の香りに、古樽由来のクローブのような甘いスパイスの香り。口に含むと、イチゴやラズベリーのキュッとしまった若い酸味と甘やかな風味が広がります。ミネラル感と若干の苦みが骨格を作り、優しいタンニンと旨味の余韻が広がります。

空気に触れるにつれてゴージャスな香りが立ち込めます。ブルゴーニュのピノノワールとは違った、ドイツならではの力強さを感じます。ゆっくりと時間をかけて、香りの変化を楽しみながらお召し上がりください！


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