赤ワイン

▪️ワイン名 / カベルネソーヴィニヨン マッサ カーメルヴァレー
▪️国 / アメリカ カリフォルニア カーメルヴァレー
▪️生産者 / メートル ド シェ
▪️ヴィンテージ / 2019
▪️ぶどう品種 / カベルネ ソーヴィニヨン100％
▪️アルコール度数 / 13.3％


〜 上品で長い余韻！クラシカルな高級感 × 土着酵母によるナチュール感 〜


＜生産者・生産方法について＞
カリフォルニアのナチュールムーヴメントを切り開いた先駆者『スコリウム プロジェクト』のアシスタントワインメーカーとして長年活躍したアレックス・ピッツ氏が独立し、ナパでミシュラン三つ星の『メドーウッド』でソムリエをしていたマーティン・ウィンター氏とタッグを組んで2012年に設立したブランドです。
2019年には米国の全国紙『San Francisco Chronicle』にて、Winemakers to Watch（最も注目すべき醸造家）に選ばれ、今最も勢いがある若手コンビです。

人為的介入を最小限に抑え、畑の個性を最大限に引き出す醸造を心がけながら、「高品質でユニークなカリフォルニアワイン」を造ることが彼らのモットーです。
また、彼らのキャリアを活かしたネットワークを使って、まだ注目されていない自根の古樹や灌漑を行っていない畑を探し当て、土着酵母のみを使用した醸造によって、ブドウ品種本来の旨味と個性をしっかりとワインに反映させます。

こちらのマッサ ヴィンヤードはカーメルヴァレーのカチャグアの山奥、標高460mにある畑で、1969年に植樹された畑です。1980年代に有機栽培に転換し、1996年からはオーガニック認証を受けています。

＜テイスティングコメント＞
カリフォルニアでカベルネソーヴィニヨン100%と聞くと、濃密な果実味にバニラのような樽香を感じる重厚なワインをイメージする方が多いかと思いますが、こちらのワインはその真逆のエレガントスタイル！典型的な”ニューカリフォルニアワイン”で、アルコール度数も13％と低めです。酸味を感じる上品な余韻が特徴的です。

スミレの香りに針葉樹、ハーブのニュアンス。抜栓したてはダークチェリーを感じますが、空気に触れていくと徐々にカベルネソーヴィニヨンらしいブラックベリーのようなアロマへと変化していきます。
繊細で上品な長い余韻によるクラシカルな高級感と、土着酵母によるナチュール感を併せ持った味わいです。