オレンジワイン

▪️ワイン名 / キシ ヒフヴィ
▪️国 / ジョージア
▪️生産者 / ゴッツァ
▪️ヴィンテージ / 2019
▪️ぶどう品種 / キシ50％、ヒフヴィ50％
▪️アルコール度数 / 13.6％


〜 ジョージアの伝統的製法”アンフォラ”で7カ月間熟成、アプリコットやピーチティーの様なオレンジワイン！ 〜


＜生産者・生産方法について＞
ジョージアの首都トビリシの中心部から西へ25kmのカルトリ地方のキケティ村に位置するワイナリー。標高1300メートルの樫の木が生い茂る山中にあり、ジョージアの王様がお気に入りのワインを醸造させたと伝承されている地域です。

「ぶどうジュースがワインへと変わるお手伝いをするだけ」という考えの元、何世代にもわたって受け継がれてきた『クヴェヴリ』と呼ばれる粘土製のアンフォラでワインを作っています。

アンフォラは素焼きの粘土で作られているため、ステンレスタンクやコンクリートタンクと比べると気密性が低く、木樽のようにワインにわずかな酸素を供給します。ただしアンフォラは内部が蜜蝋でコーティングされているため、木樽を使用した場合と異なり、容器由来の風味をワインに与えない ということも大きな特徴です。
つまりアンフォラで造られたワインは、「木樽で造られたワインのようなまろやかで優しい味わい」「ステンレスタンクで造られたワインのようなぶどう本来のピュアな果実味」、両方の良い点を兼ね備えたワインとなるのです。

また、ゴッツァはジョージア初のビオディナミ農法の認証を取得したワイナリーです。殺虫剤や除草剤を使用しないことはもちろん、ぶどう栽培を宇宙規模で捉え、星の動きや月の満ち欠けによって収穫時期を決めたり、粉状に砕いた水晶を雌牛の角に詰めて土中に埋めたり。少しスピリチュアルな響きですが、自然と共存するため徹底的にこだわる ということです。ジャケットの裏面に記載のある『demeter』は、ビオディナミ農法の認証マークです。

＜テイスティングコメント＞
こちらのワインはアンフォラで7カ月間の熟成をさせており、色合いはオレンジゴールド。
アプリコットの香りに、オレンジマーマレードやピーチティーを思わせる味わい。しっかりとしたタンニンと飲みごたえがあるので、和食や魚介料理はもちろんですが、豚肉などのお肉料理にも合わせられます。