白ワイン


▪️ワイン名 / リズリンク ブラシュスキー
▪️国 / チェコ モラヴィア
▪️生産者 / ドナトゥス
▪️ヴィンテージ / 2020
▪️ぶどう品種 / ヴェルシュリースリング
▪️アルコール度数 / 12%


〜 杏子や金木犀の香りに、貴腐ぶどうを使用したことで生じる上品な蜜のようなアロマ！ 〜


＜生産者・生産方法について＞
2020年から販売向けのワインを造り始めたばかりの『ドナトゥス』。ワインメイキングを担当するペトラを中心に、ペトラの彼女であるエリスカ、エリスカの兄であるヨセフの３人で醸造からマーケティングまでを行う、非常に小規模なワイナリーです。

造り手のペトラは、ワイン造りとは別でJAVA（パソコンのプログラミング言語）の開発者をしており、ブルノにあるメンデル大学でぶどう栽培と醸造を学び、エリスカはマサリク大学でズノイモ地方のワインの歴史と文化を研究しており、販売担当のヨセフは南モラヴィアにある大手のワイナリーでセールスマンをしてます。

ワイナリー名のドナトゥスは、モラヴィアのワインの造り手の先駆者であるサンドナや才能を意味するラテン語に由来し、ラベルは、彼らのワインによって人々を幸せにしたいとの思いと人々に喜びと愛を広めたいという思いによって、それをカップルのラベルで表現しています。

自社畑の樹齢30年のヴェルシュリースリング（20%ほど貴腐菌）を使用。手摘みで収穫、選果後、プレス。2400ℓサイズのフレンチオーク古樽で約10日間ほど自然発酵後、マロラクティック発酵。シュールリーにて10ヶ月熟成し、瓶詰め前にステンレスタンクへ移して2ヶ月間落ち着かせ、ノンフィルターで瓶詰めしています。


＜テイスティングコメント＞
濃いイエローの外観。杏子や金木犀の香りに、貴腐ぶどうを使用したことで生じる上品な蜜のようなアロマも感じます。口があたりまろやかで、上品な味わいです。

ドナトゥスの作るワインは１本1本に明確な個性があり、毎回開けるのが楽しみになります。こちらの銘柄も貴腐ぶどうを20％使用するなど、製法も非常にユニーク。スタートしたばかりのワイナリーですが、今後のチェコワインを牽引する存在になるでしょう。

ご一緒に、生産者「ドナトゥス」の、別のキュヴェも飲み比べてみませんか？