赤ワイン

▪️ワイン名 / ピノノワール デモシリーズ ソノマコースト
▪️国 / アメリカ カリフォルニア
▪️生産者 / クルーズ ワインカンパニー
▪️ヴィンテージ / 2021
▪️ぶどう品種 / ピノノワール
▪️アルコール度数 / 12.5%


〜 生産本数、極少！マイケルクルーズ氏が実験的に生産する「デモシリーズ」！若々しく鮮明でフルーティーながら、余韻は非常に複雑で上品な1本！ 〜


＜生産者・生産方法について＞
現在世界中から注目を浴びているワイナリーの1つであるクルーズワインカンパニーのオーナー兼醸造家であるマイケル クルーズ氏は、UC Berkley 校で生化学を専攻し、卒業後は科学的な観点から醸造を学びます。フォーマルなワイン醸造の教育は一切受けておらず、現場での経験をもとに手探りでワイン科学を修得していきました。その後2013 年に『クルーズワインカンパニー』と、最も入手困難なカリフォルニアスパークリングワインと称されるブランド『ウルトラマリン』を設立。設立からわずか3年後にサンフランシスコ・クロニクル紙にて “Winemaker of the Year” に選ばれ、カリフォルニアワイン業界における異端児として脚光を浴びます。

マイケルクルーズが手がけるワインはアメリカ現地の星付きレストランでさえも年間の割当が数本のみで、数多くのソムリエやワインバイヤー達が喉から手が出るほど欲しがる、大人気のワインばかりです。多様性の時代に入ったカリフォルニアワインを象徴するかのように、従来のカリフォルニアのスタイルやぶどう品種に囚われず、複雑で上品、かつ個性あるワインを生み出しています。

こちらはクルーズワインの中でも特に生産量の少ない「デモシリーズ」です。各シリーズとも生産量はわずか数百本・・・。その名の通りマイケルクルーズ氏が様々な生産方法にトライする、言わば実験的なワインです。その為、ほとんど世に出回ることがないシリーズとなります。

こちらの赤ワインは、チャールズハインツ氏が栽培するソノマコーストの銘醸地、オクシデンタル村の端にある冷涼な畑のピノノワールを使用。90年代後半に植樹され、スパークリングワインに最適な畑として有名で、クルーズワインのトップキュヴェである「ウルトラマリン シリーズ」にも採用されています。
このピノノワールを使用し、実験的に本格的な赤ワインを造ってみたのが今回のデモシリーズです。除草剤など一切不使用、全房にて5日間程かけて発酵後、優しくプレスされています。


＜テイスティングコメント＞
透明感のある淡いルビー色の外観。野イチゴ、チェリー、土、苔、濡れた粘土など、非常に複雑な香り。ピノノワールの銘醸地ソノマコーストの中でもさらに上質なピノノワールを生むといわれるオクシデンタル村の冷涼な気候を思わせる、優しいながらも広がりのある酸味やミネラルが印象的です。魅惑的なエキスが口の中でじわぁっと染みわたります。

若々しく鮮明で、フルーティーなワインですが、余韻は非常に複雑で上品な1本です！マイケルクルーズ氏のマジックの最高潮を感じる希少なワインです！


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