赤ペットナット（微発泡）

▪️ワイン名 / フラウエン パワー
▪️国 / ドイツ ラインヘッセン
▪️生産者 / WGヴェルナー
▪️ヴィンテージ / 2021
▪️ぶどう品種 / ドルンフェルダー、シルヴァーナー
▪️アルコール度数 / 9%


〜 アメリカンチェリーやプルーン、スミレのアロマ。きめ細やかな泡とキレの良さが特徴のRED PETNAT！ 〜


＜生産者・生産方法について＞
1993年生まれの若手生産者マルティン・ヴェルナー氏。代々ぶどう造りを生業にしていたヴェルナー家に生まれ、祖父の代まではスパークリングワイン用のブドウをつくっており、父の代から自社ぶどうによるワイン醸造をスタート。10代の頃はギターやドラム、ペインティングなど、音楽やアートの興味を持ち、数学も得意だった彼は自由な発想を形にしたいと建築家を夢見ていたそう。ところが卒業前に父から知人のワイナリーの収穫の手伝いに派遣され、人生と考えを大きく方向転換します。自らに『ヴィニュロンのDNAが宿っている』ことに気付いた彼は、卒業後様々なワイナリーで研修生として働きワイン造りの勉強を開始。2015年にはオーストリアのナチュラルワインの造り手グートオッガウ、2016年はフランスのマタッサで修行を行いました。
2016年秋、父親が病気で倒れてしまい、マタッサでの収穫終了後に彼は実家に戻ります。そして父の持つ7haの畑のうち3haを自分のタイミングで収穫し、2016年ビンテージより初めて自らのワイン造りを開始。

彼が目指すのは “無農薬の畑でのブドウ造りと自然酵母での発酵と酸化防止剤無添加のナチュラルワイン”。ナチュラルで透明感ある味わいをベースに、軽やかさと複雑さを兼ね備えたワインが彼の目指す基本スタイルです。

こちらのワインはマルティンのパートナー、アランナと初めて造る赤の発泡ワインです。ぶどう品種ドルンフェルダーを1週間の全房発酵。ステンレスタンクで発酵後、数週間大樽で澱を沈殿させ、酒質を落ち着かせて、無添加で瓶詰めしました。


＜テイスティングコメント＞
色合いは紫がかった濃いルビー色。アメリカンチェリーやプルーン、スミレのアロマ。ミネラリーで酸味があり、きめ細やかな泡立ちです。飲み込んだ後のキレが良く、お料理全般に合わせやすい1本です。まさに生産者のモットーである「ナチュラルで透明感ある味わい」「軽やかさと複雑さを兼ね備えたワイン」を感じられます。

赤の発泡ワインは珍しいですが、非常に飲みやすく、あっという間に飲み干してしまいますよ！


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