白ワイン

2021 Labyrint / Naboso

▪️ワイン名 / ラビリント
▪️国 / スロバキア 南スロバキア
▪️生産者 / ナボッソ
▪️ヴィンテージ / 2021
▪️ぶどう品種 / グリューナー ヴェルトリーナー
▪️アルコール度数 / 13%


〜 極少量生産！花崗岩のテロワールを表現するシリーズ『ラビリント』！中東・地中海料理と合わせたい、オレンジワインのようなタンニンと果実味を持った1本！ 〜


＜生産者について＞
「ナボッソ」は、スロバキア人の夫アンドレイとドイツ人の妻ナディアの2人がスロバキアで立ち上げた小さなワイナリーです。
アンドレは10年間レストランのオーナーを経験した後、ワイン造りの道に転身。ナチュラルワイン造りを学ぶためにいくつかのワイナリーで働きます。妻のナディアはイギリスでナチュラルワインに出会いブルゲンラントのワイナリーで研修。その後コペンハーゲンのワインインポーターで働き、アンドレイと一緒にスロバキアに移住しナボッソを設立しました。

こちらの白ワインは、花崗岩のテロワールを表現する目的でつくられた単一品種の新ライン『ラビリント』です。毎年極少量のみの生産となります。花崗岩土壌で育つグリューナー ヴェルトリーナーを手摘みで収穫、選果後に一晩スキンコンタクト。その後プレスをし、225〜600ℓのオーク旧樽とアカシア旧樽で1年間シュールリーにて樽熟成。ノンフィルターで重量によるボトリングを経てリリースされます。


＜テイスティングコメント＞
透明感のある黄金色の外観。熟したアプリコット、黄桃、白い花、アーモンド、ハーブの香り。口に含むとアプリコットや熟した桃を思わせる丸みのある果実味に、中程度の酸味を感じます。紅茶のようなきめ細やかなタンニン、花崗岩由来のミネラルが全体の味わいをまとめている印象です。余韻にはカルダモンやクローブのスパイス香、ドライオレンジピールのような若干の苦味、ハーブティーやアールグレイのような上品で長い余韻を感じます。

生産者のカテゴリー上は白ワインとのことでしたが、オレンジワインのようなタンニンと果実味を持って今す。日本に輸入された本数が極少量である点、シリーズの目的が「花崗岩のテロワールを表現すること」というかなりマニアックな点から、ワインマニアの方にも響くのではないでしょうか！
ペアリングとしては、フムスやラム肉のコリアンダーグリルなど、中東・地中海料理と合わせたいです。


ご一緒に、生産者「ナボッソ」の、別のキュヴェも飲み比べてみませんか？