オレンジワイン

▪️ワイン名 / ランパシアン
▪️国 / フランス アルザス
▪️生産者 / ドメーヌ ギュップ
▪️ヴィンテージ / 2021
▪️ぶどう品種 / ゲヴュルツトラミネール
▪️アルコール度数 / 13.5%


〜 アルザスの次世代を担うワイナリー！黄桃、マスカット、ユーカリ、べっこう飴のような香り。 〜


＜生産者・生産方法について＞
1996年生まれの双子クレマン＆シルヴァンがオーナーを務める、フランス アルザス地方の「ドメーヌ ギュップ」は、次世代エースとも言われている今注目のワイナリーです。1960年に2人の祖父とその弟が設立したワイナリーで、次にワイナリーを継ぐはずだった2人の父が2019年に突如他界。悲しむ間もなく同年に2人がワイナリーを引き継ぐことになります。彼らが継ぐまでは有機栽培をしていない畑だったものの、除草はされていない というちょっと不思議な畑でした。しかし2人は生物多様性の大切さ、そして自然と調和しながら働く重要さを感じ、ビオロジック栽培にシフトしていきます。
ドメーヌが位置するハイリゲンシュタインはアルザスのピエモンテとも言われており、とても暑い夏と厳しい冬との半大陸性気候。悪天候や雨からヴォージュ山が壁となり守ってくれることもあり、雹被害などは他の産地と比べて極端に少ないと言われています。素晴らしい畑と天候、2人の醸造技術が合わさり、急成長するドメーヌ ギュップの今後に期待大です。

こちらのワインは樹齢 39年のゲヴュルツトラミネールを使用。シルトを含んだ粘土質土壌で、北東向きの畑。7日間のマセラシオン、木樽で 7 ヶ月間の熟成後にリリースされます。


＜テイスティングコメント＞
色合いは濁りのある赤みがかった琥珀色。黄桃、マスカット、ユーカリ、べっこう飴のような香り。口に含むと熟した杏子の果実味と塩味、酸味を含んだエキスを感じます。
後味には渋みや苦味もあり、それらが全体の味わいをまとめている印象です。ブルゴーニュグラスのような広口のグラスでゆっくりお召し上がり頂くと、複雑な味わいの要素をより多く発見することができることと思います！


ご一緒に、生産者「ドメーヌ ギュップ」の、別のキュヴェも飲み比べてみませんか？