赤ワイン

▪️ワイン名 / ア タタ
▪️国 / フランス ルーション
▪️生産者 / ドメーヌ カルテロル
▪️ヴィンテージ / 2022
▪️ぶどう品種 / カリニャン
▪️アルコール度数 / 13.5%


〜 酸味控えめで上品な樽香の余韻が、お肉料理にぴったり！「酸味が苦手で、飲みごたえが欲しい」という方にお勧めのナチュール赤ワイン！〜


＜生産者・生産方法について＞
南仏バニュルスの隣に位置するコリウールにて、1986年8月18日に生まれた生産者ジョアキム・ロック氏。海の近くということもあり父は漁師、母の実家がぶどう畑を所有しておりましたがワイン造りはしておらず、栽培したぶどうは協同組合に販売していました。8.5haの畑は250mの標高に位置し、太陽が燦燦と注いでも充分な酸味を残し、良質なグルナッシュノワール、カリニャン、グルナッシュグリ、グルナッシュブラン、ムールヴェードルを生み出します。

畑を継いだジョアキム・ロック氏は、あの「9cave」を立ち上げたブルノ氏と出会い、自分もワインが造れるかも？！とヒラメキました。
（ワイナリーを新規で始める際には畑や醸造設備、トラクターやプレス機など多大な投資が必要になります。大変なのは初期投資だけでなく、実際に栽培や醸造が始まると経験不足から色々な困難に出会います。そこで小さな生産者達が同じ場所でワイン造りを行えばお互いがその知恵でカバーしやすくなる！と、ルーション地方バニュルスの凄腕醸造家ブルノ・デュシェン氏が志高い醸造家達を集めて開始したプロジェクトが「9cave」です。）

少しづつなら出来るはずだ！と、最初は大きな規模でなく、0.6haのぶどう畑のみをビオに転向。2013年に「9cave」に所属し、ブルノ氏の見習いとしてしっかりと醸造を学びました。そして2014年に独立。解らない時は直ぐにブルノ氏に相談出来るという環境の下、自信と実力を付けていきました。ラベルは奥様の友人が地元コリウールの町をデザインしたものです。

こちらの赤ワインはシスト土壌に育つ樹齢10年のカリニャンをマセラシオンカルボニック後にプレスして発酵。ステンレスタンクと旧樽で熟成し、SO2無添加でボトリングしリリースされます。キュヴェ名は、息子が2歳の時に発した言葉「タタ」から名付けました。

＜テイスティングコメント＞
淡い紫の色調あるルビー色の外観。プラム、赤すぐり、クランベリー、バニラの甘い香りが広がります。口に含むと柔らかくジューシーな果実味が印象的です。酸味は控えめな仕上がりで、余韻には上品な樽香もあるため、お肉料理に相性が良いナチュラル赤ワインです。
「酸味が苦手で、飲みごたえが欲しい」という方にお勧めです！


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