白ワイン

2022 Schiefer Riesling / Philip Lardot

▪️ワイン名 / シーファー リースリング
▪️国 / ドイツ モーゼル
▪️生産者 / フィリップ ラルド
▪️ヴィンテージ / 2022
▪️ぶどう品種 / リースリング
▪️アルコール度数 / 11.5%


〜 フィリップラルド特有の酸味と塩味が溢れるキュヴェ！旧樽由来の上品で控えめな樽香と滑らかな質感がエレガント！ 〜


＜生産者・生産方法について＞
生産者のフィリップ ラルド氏はフィンランド生まれオランダ アムステルダム育ち、高校卒業後はオランダのワイン商で働きます。後にドイツ モーゼルでぶどう収穫を経験し、世界1急勾配の斜面の畑や古木のリースリングなどモーゼル特有のワイン造りに魅了され、モーゼル川のほとりの古い村「プンデリッヒ」に引越します。そこで彼の人生を左右させる風変わりな造り手「ウルリッヒ・シュタイン」と出会います。それから彼の畑やセラーで修行をし、2017年に念願の自身のブランド「フィリップ ラルド」を初リリース。すぐにフィリップの名は広まり、その実力は”モーゼルの真の可能性を見出している造り手の1人”と言われる程。シュタインの畑とワイナリーを手伝いながら自身のワインをリリースしていましたが、2022年の収穫後に完全に独立。

モーゼルの斜面を丹念に整備し、ミネラリーで官能的なテロワールからゴージャスでサテンのようなテクスチャーのワインを生み出しています。将来性を期待される若手生産者の1人です。

こちら白のワインは、ピースポルト村とザンクト アルデグント村の複数の上質な畑の樹齢30～40年のリースリングを使用。フィリップラルドが唯一購入している、親しい友人であるマイケルのぶどうと自社畑の厳選したぶどうをブレンドしています。手摘みで収穫、選果後、除梗破砕して数時間スキンコンタクト。その後プレスし、シュールリーにて旧樽で14カ月間発酵熟成。ノンフィルターでボトリングしリリースされます。


＜テイスティングコメント＞
ノンフィルターのため少し濁りのあるレモンイエローの外観。レモンやグレープフルーツの柑橘をベースに、ネクタリンやメロン、ハーブ、スイカズラの香り。口に含むと、ラベルにも描かれているスレート（粘板岩）由来の石感、ミネラル感が印象的です。ミネラルと共にしっかりとした酸が主軸となり、味わいに緊張感を与えています。旧樽で14カ月の熟成をしているため、上品で控えめな樽香と滑らかな質感がとてもエレガントです。

ジャケットからも分かるように、フィリップラルド特有の酸味と塩味が溢れるキュヴェです。ペアリングとしては、このミネラルを生かしてやはり魚介で合わせたいです。白身魚のカルパッチョ、ムール貝のワイン蒸し、生牡蠣まで相性抜群です！


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