赤ワイン

▪️ワイン名 / トスット
▪️国 / スペイン カタルーニャ
▪️生産者 / ジョルディ ロレンス
▪️ヴィンテージ / 2022
▪️ぶどう品種 / シラー90%、ガルナッチャ10%
▪️アルコール度数 / 13%


〜 あの世界的レストラン「ノーマ（noma）」でも常にオンリスト！赤系果実の香り、ベジタルな要素、湿った森の土や磯を彷彿とさせる、複雑なニュアンス！ 〜


＜生産者・生産方法について＞
この土地で1779年から代々続く、ぶどうやアーモンド、オリーブなどの作物を作る複合農家に生まれた、ジョルディ・ロレンス。ジョルディ自身はサスティナブル農業に長年熱心に取り組んでおり、現在はオーガニックのオリーブオイルも造っています。代々受け継がれて来た16ha前後のぶどう畑で、一切の化学薬品を使用せずワインづくりに励んでいます。

標高400m～650mに位置する石灰岩質土壌の畑6カ所を所有しており、合計16ha。品種は固有品種であるパレリャーダ、マカブー、ガルナッチャやカベルネソーヴィニヨン、シラーを栽培しています。畑においてもセラーにおいても”ビオディナミ農法”を実践しています。特に畑は周りの畑と比べても一目瞭然。生き生きとした豊かな土壌とぶどうの木、そして生い茂る緑を見ることができます。標高の高さゆえの冷涼な気候、地中海への近さゆえの海から注ぎこむ涼しい風がワインに上品な酸を与えます。そして、よりワインに複雑味を与えるために、生物の多様性を促進するよう草や花を数多く畑の周りに残し、共生させています。
醸造はシンプルで、自然酵母のみを使用し、他には何も足しません。もちろん濾過のようなプロセスもありません。衛生状態には最も気を使い、果実の純度、優美さ、繊細さ、それに複雑さとデリケートな新鮮さを生み出しています。まさに彼の人柄同様、純粋で優しく、静けさの中にエネルギーを感じるスタイルです。

「世界のベストレストラン50」において、5度の世界1位獲得したコペンハーゲンのノーマ（noma）でも、ジョルディのワインは常に使用されています！

こちらの赤ワインは、2012年と2013年に植樹した石灰岩で育つ2品種を除梗し、ステンレスタンクで醸し後、アンフォラで発酵・熟成しました。無濾過・無清澄、SO2無添加。ワイン名であるトスットは、子供が遊ぶ玩具を意味します。


＜テイスティングコメント＞
輝きのあるブラックガーネットの色合い。プルーン、カシス、フランボワーズの赤系果実の香りに、ピーマンのようなベジタルな要素、湿った森の土や磯を彷彿とさせる複雑なニュアンスも。口に含むと摘みたてベリーのキュートな酸味、石灰土壌由来のミネラル感、優しいタンニンが絶妙なバランスで溶け合っています。
シラー×グルナッシュというと重たいパワフルなワインを思い浮かべる方も多いと思いますが、真逆で、ブルゴーニュのピノノワール寄りのミディアムボディのワインです。

この価格でこの複雑な味わいは、大変貴重です！世界的に有名なレストラン、ノーマ（noma）での採用にも納得の味わいです！


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