ロゼワイン

▪️ワイン名 / マグラナ
▪️国 / フランス ルーション
▪️生産者 / トゥティ フルッティ アナナス
▪️ヴィンテージ / 2022
▪️ぶどう品種 / シラー80%、カリニャン20%
▪️アルコール度数 / 13.5%


〜 カタルーニャ語で「ザクロ」を意味する、まろやかでジューシーなロゼワイン！お出汁感、エキス感もあるので和食全般と相性◎！ 〜


＜生産者・生産方法について＞
醸造家のマニュエル・ディ・ヴェッキ氏は1974年生まれのイタリア人。フランスのバニュルスに存在する共同醸造所「Les 9 Caves」のメンバーです。モンペリエでワインの醸造を学び、様々なドメーヌで働いてきたマニュエルは、元々は栽培家・醸造家としてよりも、ビオディナミ農法のコンサルタントとして有名でした。
彼は酒精強化ワインである「バニュルス」をつくることを決め、最初はイタリアで畑を探していましたが、最終的に選んだのは南仏バニュルスの地。2006年から栽培を開始しましたが、以前の畑所有者はビオ実践者ではなかったために直ぐに彼の納得するぶどうにはならず、畑を生まれ変わらせるのに丸2年間かけました。2008年にやっと初めてのバニュルスが完成し、その本数は2haでたった1000本。幻中の幻のです。

しかし、バニュルスにはスティルワイン以上に手間と時間がかかるため、途中で長期熟成のスティルワインの醸造にシフトチェンジするのですが、そのワインも瞬く間に話題となり、手に入らない幻のワインとなったのです。そこでマニュエルはお客様の声に応えるため、同じ「Les 9 Caves」で醸造をしているドメーヌ・カルテロルのジョアキム氏とともに、 2017年に新しい会社を設立。カジュアル路線のワインを造る事にしました。
メンバーは３人。マニュエルが醸造責任者、ジョアキムが畑の責任者、友人のイタリア人フランセスコがフランスに移住し、醸造補助兼マーケティング責任者、と豪華なチームとなりました。

マニュエルが自社畑のぶどうでつくるワインは飲み頃になるのには非常に時間がかかっていたため、こちらのシリーズでは “全て直ぐに飲める、飲みやすいカジュアルなスタイル” を意識しました。全く違った魅力に溢れ、話題沸騰中です！

こちらのワイン名「Magrana (マグラナ)」は、カタルーニャ語でザクロを意味します。
粘土石灰土壌で育つシラーとカリニャンをステンレスタンクで発酵・熟成。無濾過でボトリングしリリースされます。


＜テイスティングコメント＞
少し濁りのある淡いガーネット色の外観。バラやスミレのフローラルな香りに加えて、赤リンゴや赤スグリのアロマも。抜栓したては少し舌がピりつく程度の発泡を感じ、徐々にやさしい口あたりとタンニン、ザクロのような酸味を伴ったエキス感が口中に広がります。全体を通して丸みのあるまろやかな味わいで、余韻のフェードアウトも美しい1本です。

ジューシーで飲みやすいので、最初の乾杯にもオススメです！お出汁感もあるので和食全般と相性◎


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