赤ワイン

2022 La Cuadrilla / Stolpman Vineyards

▪️ワイン名 / ラ クアドリーヤ
▪️国 / アメリカ カリフォルニア サンタバーバラ バラードキャニオン
▪️生産者 / ストルプマン ヴィンヤード
▪️ヴィンテージ / 2022
▪️ぶどう品種 / シラー60%、グルナッシュ30%、ムールヴェードル5%、サンジョヴェーゼ5%
▪️アルコール度数 / 14%


〜 上質な自社畑のシラーを主体に4品種ブレンド！舌をコーティングのような滑らかさ、繊細な酸味、赤系果実のフレッシュさの調和が見事！ 〜


＜生産者・生産方法について＞
設立者のトム・ストルプマンは今から25年前、長く探し求めていた石灰質の土壌をサンタ・イネス・ヴァレーに見つけ、人為的に畑に水を供給しないドライファーミングによるぶどう栽培を今日まで続けてきました。
この地域は霧が湿度を保って夜の気温はとても低くなること、地中90ｍまで石灰層が続いて地表1m程度の層は粘土質で覆われていること等が、ドライファーミングに好条件です。深い地層は水はけがよく、ぶどうの根は下へ下へと伸びて多くの栄養素を吸収します。また、地表に近い層が粘土質であることにより貴重な水分をキープできます。
ぶどうを植えてから最初の5年程度は幹や根を育てるために灌漑をしますが、その後1〜2年の離乳期間を経て、灌漑をストップし生育されます。

「カリフォルニアで最高のシラーを造るなら、ストルプマンのぶどうで」
ローヌ品種のワイン造りを目指す醸造家たちの間ではいつしか合言葉のようになったほど、ストルプマン ヴィンヤードは上質なシラーを生産することで知られています。過去に13回もパーカーから100点を獲得した『シネ クア ノン』にも使われることで知られる彼らのシラーは、地元のオーハイ ヴィンヤードなど著名なワイナリーがこぞって買い付けていて、自社のワインを生産するようになった現在でも他のワイナリーへ供給を続けています。

こちらの赤ワインには、70%は自社畑、30%はルーベン・ソラザノ氏が管理するサンタバーバラ地区の畑のぶどうを採用しています。「シラーxグルナッシュ」というフランス ローヌブレンドに、イタリアを代表する「サンジョヴェーゼ」をわずかにブレンドしています。オープントップのコンクリートタンクで21日間発酵。フランス産500ℓの旧樽で6ヶ月間熟成。新樽は不使用です。

こちらのキュヴェ「ラ クアドリーヤ」は、1994年からストルプマンの畑の管理を行うルーベン・ソラザーノ氏とそのチーム、そしてストルプマン ヴィンヤードの共同事業でつくられています。
それぞれのクルー達が自分に任された畑のぶどうを使用しており、収益は年末のボーナスの一部に充てられ、直接自分たちに還元される仕組みとなっているそうです！


＜テイスティングコメント＞
深みのある紫色の外観。チェリー、プラム、ディルのような香草の香り。口に含むと舌をコーティングのような滑らかさが印象的です。フィニッシュにかけてフレッシュなチェリーや完熟のベリーが再び現れます。余韻には酸味のあるクラフトチョコレートのようなニュアンスも感じます。
繊細な酸味と赤系果実のフレッシュさ、滑らかなタンニンが見事に調和し、繊細でバランスの取れたフィニッシュが特徴の1本です！


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