赤　スパークリング

▪️ワイン名 / ルージュ ブリュット
▪️国 / アメリカ カリフォルニア
▪️生産者 / カーボニスト
▪️ヴィンテージ / 2022
▪️ぶどう品種 / メルロー50％、アルバリーニョ50％
▪️アルコール度数 / 12%


〜 メルロー×アルバリーニョという珍しいセパージュでつくりあげる、カーボニストの泡の魔法！両品種の良いところが絶妙にマッチ！〜


＜生産者・生産方法について＞
ダン＆ジャクリーン・パーソン夫妻によって2017年に設立された『パーソン・ワイン・カンパニー』で造られる、スパークリングワイン専門のブランド『カーボニスト』。夫ダンはシュラムスバーグやラークミードでワインメーカーとして経験を積み、妻ジャックリーンはコンサルタントとしてワインビジネスに関わっていました。伝統的な醸造スタイルを貫く有名ワイナリー、シュラムスバーグ・ヴィンヤードでの経験を経て、スパークリングワインには変革や多様性が必要だと考え、生まれたのがこのカーボニストです。Carbonist（カーボニスト）は造語で、 ”ボトルの中に泡を仕込む人” と言う意味です。

「ブルゴーニュでボルドーを造ろうとする人はいない。気候も土壌も違うし、根本的にテロワールも違う......だから私は、単にシャンパーニュの模倣ではなく、カリフォルニアで何ができるかを証明するために始めたんです。例えば木の外側の果実は太陽の光を浴び、しっかりと熟すから果実の風味がとても強いでしょう。一方内側であまり日の当たらない木陰の果実はまだ硬く熟していない。一緒に味を比べてみれば、その違いが明らかにわかるはずです。ならばテロワールの全く異なるシャンパーニュ地方のスパークリングでなく、たっぷりとした太陽の光を浴びるカリフォルニアならではのスパークリングこそが、この土地とぶどうを反映した“モダン・スパークリング”だと確信したのです。」
この言葉の通り、”スパークリングワインに革命を起こす”というコンセプトのもと、醸造方法やラベルデザインなど、常に独自性のあるワインを展開しています。

こちらのスパークリングワインは、メルローとアルバリーニョ半々という非常に珍しいブレンドです。
両品種、別々の工程を経て発酵され、最終的にブレンドされます。まずメルローは5日間の全房発酵後、古樽で熟成を行い、マロラクティック発酵を行う事でリッチな味わいに仕上げています。アルバリーニョはステンレスタンクで発酵と熟成を行い、クリーンで明るい味わいに仕上げています。この2つワインをブレンドし、酵母と少量の糖分（ドサージュ6g/ℓ）を加えてボトリングされます。バランスを考えて他のスパークリングワインよりも低いガス圧で仕上げており、赤ワインのタンニンと絶妙に絡むようになっています。

＜テイスティングコメント＞
輝きのある濃いルビー色の外観。ラズベリー、ブラックチェリー、プラムの甘く華やかな香り。ドライハーブのニュアンスも感じます。口に含むとメルロー由来の甘やかな赤いプラムの果実味とスムーズなタンニン、アルバリーニョ由来のキレのある酸と骨格のあるミネラルが、カーボニストが加える魔法のような細やかな泡が支え、絶妙に全てが溶け込んでいます。

いままでこのワインでしか見たことがない、この2品種のブレンド。その味わいに驚きました。カーボニストだからこそ生み出せたワインだと思います。
お料理全般、和食からお肉まで合わせられるスパークリングワインです！ワインマニアの方にもお勧めです！


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