白ワイン

▪️ワイン名 / ゲン オカムラ フリーゲン
▪️国 / ドイツ フランケン
▪️生産者 / ヴァイングート・ヴァイガント
▪️ヴィンテージ / 2023
▪️品種 / シルヴァーナー80%、ミュラートゥルガウ20%
▪️アルコール度数 / 11.5%


〜 生産本数わずか609本！ヴァイガントで働く日本人、岡村氏の手掛ける希少ワイン！日本人の食卓に完全にマッチする清涼感のある酸味と旨味が印象的な1本！ 〜

＜生産者・生産方法について＞
1991年生まれの若手ワインメーカーであるアンディ・ヴァイガントは、両親が1990年より始めたぶどう畑を2018年に正式に引き継ぎ、オーナーとしてワインづくりを始めました。

音楽好きでDJで食べていくことを夢見た時期もあり、今でもクラブでレコードを流す日もあるアンディ。就学中は両親の仕事を継ぐかどうか決めかねていた彼ですが、高校を卒業した2011年から2年間実家のワイン造りの手伝いをし、その間にぶどう・畑・自然・発酵・熟成の魅力にすっかり取りつかれてしまいます。 
さらに体系的・集中的にワイン造りを学ぶため、2014年から4年間ドイツ ラインガウにある世界的に有名なガイゼンハイム大学 醸造学部に通います。この期間、寮に住まいながら同じ夢を持った生涯の友たちとワインづくりと将来について毎晩語り合い飲みあかしたそうです。全員が全員ナチュラルワインが大好き。彼らは皆卒業後ナチュラルワインをつくる決意をし、実家に帰ると畑をBioに変え、醸造も人為的介入を極力避ける手法に変えました。

こちらの白ワインはアンディのもとで研修している日本人、岡村氏が醸造するキュヴェです。南向きの畑で育つ2品種を直接圧搾しステンレスタンクで発酵・熟成。アンディのつくるワインの澱を加え、香りを損なわないように1度バトナ―ジュしました。
生産本数はわずか609本。バックラベルに手書きでナンバリングされています。

＜テイスティングコメント＞
わずかに濁りある緑がかったレモンイエローの外観。セルフィーユやアップルミントに瓜や花の香り。口に含むとドライな口当たりながらもしっかりと旨みを感じ、余韻には二十世紀梨のようなキレのある酸味と果実の甘さが広がります。心地良くバランスの取れた味わいです。

ヴァイングート ヴァイガントで働く岡村氏が手掛ける生産本数わずか609本のキュヴェ。日本人の食卓に合う清涼感のある酸味が印象的な銘柄です。

余談ですが、以前偶然にも表参道の店舗へ岡村氏が入店してくださり、ヴァイガントで働く皆さんの話をお聞きすることができました。そんな岡村氏の造るワインを皆様にご紹介でき、心より嬉しく思います。


ご一緒に、生産者「ヴァイングート ヴァイガント」の、別のキュヴェも飲み比べてみませんか？