白ワイン

▪️ワイン名 / ソーヴィニヨンブラン ナパヴァレー
▪️国 / アメリカ カリフォルニア ナパヴァレー
▪️生産者 / ブリリアント ミステイク
▪️ヴィンテージ / 2023
▪️ぶどう品種 / ソーヴィニヨンブラン
▪️アルコール度数 / 13.5%


〜 「他にない個性を持ったプレミアムワインを造ること」を信念に豪華メンバーで作り上げる、圧倒的なゴージャスさを味わえる1本！ 〜


＜生産者・生産方法について＞
ジョン&ステイシー・ライナート夫妻が始めたプロジェクト『ブリリアント ミステイク』（直訳すると “華麗なる間違い”。イギリスのミュージシャン・エルビス・コステロの曲で有名です）。

オーナーのジョン氏はフィラデルフィア出身で、ミュージシャンになる為にカリフォルニアに移住します。移住後に別の職業で財を成し、妻ステイシーとサンフランシスコ・ベイエリアに住みながらもセカンドハウスとしてナパヴァレーのヨントヴィルにも暮らし、ワインと食を楽しむ生活を送っていました。様々なワインイベントに参加する中で多くのワイナリーオーナーやワインメーカーと知り合い、自身のワイン造りへの情熱が高まります。その時に知り合い、素晴らしいアドバイスをしてくれたのが、著名ワイナリーである『レアム』のホアン・メルカード氏や、トーマス・リヴァースブラウン氏。彼らの教えに従いながらも「他にない個性を持ったプレミアムワインを造ること」という確固たる信念を固め、自身のワインを世に生み出しました。

初リリースは2013年。2017年には世界的に有名なワインオークション『プレミア ナパ オークション』にて、彼らの2015年ヴィンテージが高額落札をされます（$30,000/60本。当時のレートで1本約5万円！）。

「たった数年でこのロケットスタート！？」と、各ワインメディアも驚きました。夫妻が長年培った素晴らしいワイン生産者とのコネクションによって素晴らしいぶどうを調達できたことや、醸造はあのフィリップ・メルカ氏の片腕であるメイヤン・コスチスキ氏が手掛けていることから、たった数年でスターの仲間入りを果たせたと言います。
メイヤン・コスチスキ氏は、カリフォルニアの頂点に君臨するカルトワインである『スクリーミング イーグル』や『ダラ ヴァレ』などで経験を積み、現在は世界的に有名な醸造家フィリップ・メルカ氏の『アトリエ メルカ』のディレクターを務めるほどの敏腕ワインメーカーです。クライアントの要望に沿ったワイン造りに定評がある事実上、メルカ氏の片腕として知られています。

こちらの白ワインは、カベルネの名産地として有名なナパヴァレーのオークヴィルでは珍しい、ソーヴィニヨンブランを採用しています。契約上の理由から畑名を公にはできないそうですが、その地域屈指の超優良栽培家のぶどうが選び抜かれています。フレンチオークにて発酵・熟成10ヶ月（新樽比率約50%）。生産量は約100ケースのみ！


＜テイスティングコメント＞
輝く黄金の外観。メイヤーレモン、和梨、白桃、ライムの葉、グレープフルーツの皮の香り。口に含むと爽快で美しい酸、とろりとした粘性が印象的です。アタックには樽発酵、熟成由来のブリオッシュやバニラを感じます。ジューシーで瑞々しい梨、パイナップル、甘酸っぱい柑橘類のニュアンスが広がり、ゴージャスな長い余韻へと続きます。

彼らの信念通り、卓越した他には無い仕上がりになっています。
今飲んでも美しい味わいをお楽しみいただけますが、骨格と複雑さを兼ね備えているので、十数年後も優雅に楽しむことができるポテンシャルを感じます。